蛮族 読書漂流記

蛮族 狩男が読書と映画と音楽の世界で迷いまくる七転八倒の日記だよ

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2011.01.25 Tuesday

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スローターハウス5

2011.01.03 Monday 12:52
20世紀を代表するSFの一つ。
今まで読む機会が無かったが、この度図書館で見つけたので読んでみた。
感想としては、「非常に乾いた」作品。しかし、ここまで乾いた作品は古今東西なかなかお目にかかれない。作中で何度も繰り返される「そういうものだ」という〆の言葉に代表されるように、徹底している。
作品は第二次大戦を生き延びた主人公が本国に帰り、幸せな家庭を築き、家族の死と飛行機事故を経て夢と現の世界の狭間に生きるようになるまでの半生を描いた(私はトラファルガー星人のくだりをそう解釈したのだが、どうだろう?)ものだが、わざと時系列をバラバラにしたことで物語を奥行き深いものにしている。
20世紀アメリカを描くというと、ベトナム戦争前〜ベトナム戦争後というくくりで纏められがちだが、第二次大戦前〜ベトナム戦争前も一つのくくりなのだ、ということを思い知らされる。

歴史資料としても文化資料としても重要な一作。
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2011.01.25 Tuesday 12:52
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